常同行動

同じ動作を繰り返し繰り返し行うことに楽しさを感じたりするのは、発達障害を持つ子供たちに多く見られる特性とも言えるでしょう。たとえば、手や足をせわしなく動かし続けたり、おもちゃを片づける場所といったものに、強くこだわりを見せ、毎回同じように片付けたり、ジャンプをやめなかったり、意味もなく水道を出しっぱなしにして、水を眺め続けていたりといったことでしょう。行動とは別の面でも、非常に好き嫌いが多かったり、食事中にもかかわらず、遊び出してしまったりという点も多く見られるのではないでしょうか。

また、何度も同じ言葉を言ったり、質問を繰り返すというのも、発達障害をもつ子どもたちに見られる特性としてあげられるでしょう。このように同じ行動を繰り返し続けるという行動は「常同行動」と呼ばれたり、時に「こだわり行動」などと呼ばれているようです。この情動行動は、成長につれてさらに頻度を増したり、反対に全く興味を示さなくなるといった変化が見られることもあるようです。

このような子供たちの行動というのは、時に大人達がびっくりするような行動に思われますが、発達障害を抱えている子供たちにとってはよく見られる特性と言えるため、もし遭遇しても戸惑ったりせずに、まずはしっかり観察し、本人の希望を見出してあげるように見守ってあげると良いでしょう。周囲を驚かせてしまったりする場合には、本人を静かにさせるというよりは、周りの理解を得る方法を探っていった方が良いと言えるでしょう。